NEC PC-6001mk2
【マイコン】 DATE:2026.04.19
2026年から数えて約35年前。 自分の記憶では・・・インターネットも無かったし、パソコンにマウスが付いているのは高級機だから店頭に並んでいるのなんて見たこと無いし、記憶媒体なんてほとんどはカセットテープ使っていたし、高級な記憶媒体としてショーケースの中にフロッピーディスク(ディスケット)があって手にとって触れないし。
そういう時代があって、特に思い入れのある機種は「NEC PC-6001mk2」。
子どもの頃に買ってもらったマイコンで、この出会いがなかったらたぶん自分が今やってる仕事は違うものになっていたかもしれない、というくらいに重要なマイコン。大人になる頃には手放していて、別の機種(X1turbo II)を使っていたけど、PC-6001mk2で夢中になったのはBASIC言語でプログラム書いたり、雑誌「マイコンBASICマガジン」に載ってるゲームプログラムを手打ちしたり、と色んなことができて。最終的には、フロッピーディスクドライブとか、専用プロッターとか繋いで、とにかく毎日BASICとマシン語で何かのプログラムを手打ちしてた時代。
大人になった今、中古でPC-6001mk2を買った。 当時買った色と同じアイボリーホワイト。 雑誌とか店頭ではメタリックシルバーの方を見ることが圧倒的に多かったけど。 でも、子ども時代に触っていたようなことはもうほとんどなくて、今では部屋の片隅にあるオブジェになってしまって。 触らないし手放そうかなと思ってはいても、なかなか思い切れない。 オークションなどで色々ゲームも手に入れたけど、遊ばなくなったものは手放してしまった。 それでも当時このマシンを手にしたあとにすぐに買ったゲームソフトの中で、手放すまでの何年間もずっと遊び続けていたゲームだけはまだ手元に残していて。
最初に買ったのはこのマイクロキャビン製「ミステリーハウス」。 同じタイトル名でこのミステリーハウスの前には、Apple ][版で別会社(Sierra On-Line)から出ていたものがあって、それからのインスパイア(?)されたっぽゲーム。 このApple ][版を雑誌で先に知っていて、その雑誌記事にあった画面写真がすごくて。 そして「PC-6001版でも出ている!」と同じゲームと勘違いして買ってしまったという。 内容は違っていたけど、あの憧れていたモノクロの線画で立体的に表現する家の中を、宝物を見つけるために歩き回って、1枚1枚の描画される絵に感動。
ゲームを進めるには英単語を入力が必要で、ローマ字も読めない子どもにとっては、なかなかのハードル。 ネットなんて無いし、ヒントなんて何も無いし、自分の勘と、紙の和英辞典を使って、ゲーム始めてから約3ヶ月でようやく解けた(宝物を見つけた)ときの感動は、もうすごくて。 しかし初めて買ったマイコンゲームだけど、今もそのカセットテープからプログラムを読み込んで動くっていうのは、すごいことでは?
そしてその次に買ったのが、ハドソンの「ボンバーマン」。 これはかなり長い間、いろんな機種や、何度も繰り返し新しいバージョンがリリースされてたから、知ってる人も多そう。 自分が遊んだこのボンバーマンはPC-6001mk2版だけど、他の機種では「爆弾男」っていうタイトルが付いてたりも。
最初の出会いは、スーパー(家電専門店ではなく、食品や衣類とか売ってる地元のスーパー)の一角にあった「マイコンコーナー」。 マイコンコーナーで展示されていた赤いSharp X1で、このボンバーマンを見た時、家にマイコンあったらこんなのが遊べるのか!とびっくりして。 同じ時期くらいにファミコンも発売されたけど、マイコンの魅力は自分にとって強烈で、なんていうか「かっこいい」の一言。 ボンバーマンが動いていたX1もまた憧れの機種だったけど、高級過ぎて買えないから、それもあってPC-6001mk2を買ったという。 だけど、PC-6001mk2を買ってすぐは、このボンバーマンはまだ移植されていなくて、買った後に少し経ってから移植版が出て、めちゃくちゃ嬉しかった。
やっぱり当時、ミステリーハウスもそうだけど、Apple ][のゲームは、日本中(世界中?)のマイコン少年にとって憧れの機種だったのでは、と思うんだけど、まさかPC-6001mk2で遊べるなんて想像もしていなかった当時のわたし。 ブローダーバンド社のロードランナー、チョップリフター、ミッドナイトマジックの3本。
マイコン・パソコン版って、こういう画面なんだけど、ファミコンとかゲームセンター(アーケード版)の画面を見た時には、それ違う!って思ったのは、たぶんわたしだけじゃないと信じたい。 このゲームもまたApple ][版に憧れ過ぎて、高価過ぎて本体持っていないのに、Apple ][版のフロッピーディスクだけは買っていたという懐かしい思い出。 いつか大人になればApple ][本体を買って遊ぶから!って感じで。 それがPC-6001mk2で動き出したら・・・当然ものすごく嬉しくて。
3本の中でも特にチョップリフターは大好きで、初めてPC-6001mk2で動いた画面を見た時には感動し過ぎてしばらく放心状態だった懐かしい記憶。 ヘリで人を助けて基地へ戻った時に、手を振る人たちがなんとも可愛らしい感じで。 PC-6001mk2のゲームって、グラフィック性能としてあまり優れていなくて、もっさり動くゲームが多い中でも、このチョップリフターは画面全体がダイナミックでサクサク快適に動くから、それもまた驚きの1つだった。
ピンボールゲームは、PC-6001/mk2で遊べるのが他にもいくつかあったけど、その中でも一番好きなピンボールゲームはやっぱりこれ。 画面見ているだけでも楽しい気持ちになってしまうし、実際にプレイすると本当にすごく面白い。 今ではピンボールも立体的な表現のものばかりだけど、当時はこういう画面が主流で、個人的にはどうしてもこの正面から見た感じではないと面白く感じなくて。 もう一度、どこかのゲームメーカーがこのスタイルで今のパソコンでも遊べるピンボール出してくれないかな、とずっと思ってるけど、たぶんきっと出てこない。
ちなみにカセットテープからゲームソフトのプログラムを読み込ませるので、1本のゲームを始めるまでに大体5分から10分は待つんだけど、今では考えられないかも。 だけど、過疎ったオンラインマルチプレイのゲームでマッチングするのを待っていると、これくらいの時間かかったりするような。
まだまだ出てくるけど止まらないので、この辺りで。
他にも思い入れのあるPC-6001mk2のゲームはあるから、また別の機会に書いてみるつもり。
やっぱりPC-6001mk2と、思い入れのあるゲームは手放せない。