ヒヨコファイター
[PC-6001ソフト] DATE:2022.02.27

ハドソンのPC-6001mkII用ゲーム「おしゃべりソフト」シリーズの「ヒヨコファイター」。
パッケージには「ひよこになってタマゴを食べよう!」という、キャッチーなコピー。
monしてR-0してテープからロード。

タイトル画面。
キー操作や点数の説明など、完璧すぎるシンプルなユーザインタフェース。

スペースキーを叩いてゲームを始めると、ゲームの遊び方をちゃんと教えてもらえる親切安全設計。
「いじわるへび に つかまらない で おかあさん にわとり の うんだ たまご を あつめてください。
で、説明画面を読み終えてしっかり読んだ後は、今度はスペースキーを叩くのではなく押すわけで。
ん……?
「産んだ卵を集める」という説明だけど、食べるのとは違う気が……。 っていうか、PETERさん、ひよこさんなのに卵を食べるっていうのは、それはちょっとホラーな話になるような気が……。
なんだかすごくミステリアス。

ゲーム開始。
ど真ん中に佇んでいるのが、あの戦うヒヨコのPETERさん。 なんとなくちょっと頼りない感じが。 画面の左下にある緑のマークへ入ると、右上の緑のマークへワープするから、敵(へび)に追いかけられたら、このワープで逃げ切ることもできる。

上に並んでいるお母さん鶏が、卵をガンガン落としてくる。 この卵をひたすら取っていくというのがこのゲーム。 お母さん鶏たちが複数いるけど、このPETERさんのお母さんはどの鶏なのかは不明で、やっぱりとてもミステリアスな世界。

赤へびと、緑へびがおっかけてくるけど、お母さん鶏が時々産み落としてくれる赤色の卵をもし取れたら、PETERさんは一気に強くなって、緑のへびをやっつけることができるように。 赤いへびはやっつけることができず、とりあえずすり抜けられる(透明状態)。 ここはみなさんに注意しときたいところ。

赤へびにやられてしまった残念なPETERさん。 PETERさんの残り数が無くなると、おしゃべりソフトの最先端技術の見せどころ。
「げーむ、おーばー」
って棒読みで終わりを告げてくれる。
赤へび、個人的には紫色に見える今日この頃。