
キャリーラボ(キャリーソフト)の「大脱走」。
箱に描かれた画面写真が、ゲームセンターにあるゲームのような画面で、このパッケージを手にしたときのワクワク感はすごかったのを、今でも覚えてる。

そしていつものようにテープからロード。
このロード中、テーマソング(BGM)が流れるんだけど、2~3度聴くと、完全に頭の中を支配してくれる軽快かつ覚えやすいメロディーライン。
テープロード中に音楽が流れる、と言えば個人的には「ドアドアmk2」がわりと思い入れがあって。

テープのロードが約8分。
そして待望のタイトル画面。
PC-6001mk2らしい色。
なんていうか「青」と「黄色」がほとんどで、目にガツンと飛び込んでくる、ガッツある色使い。
まぁこれはシステムの制約的な理由でもあるんだけど、小さかった頃の自分は、いつも「どうしてどのゲームもこういう色使いが多いんかなぁ」と不思議に思った事もあった。
画面の右上にも出てるけど、1985年4月に作られたゲーム。
この記事を書いている時点からだと30年前か・・・あの頃は若かったな、と。

ゲームスタート。
そしていきなりの「HELP ME !」。
さて、がんばって捕虜を助けるか。

敵との一騎打ち。
まさに「やるか?やられるか?」の瀬戸際である緊張の瞬間。

ブリッと銃を発射して、こんな感じでやっつける。
敵キャラは残念な感じで、銃の弾一発で大空を舞う。

捕虜を助けるには、この鍵が必要。
鍵は敵をやっつけていくと、こんな感じでポロっと落としてくれるから、すかさず拾うこと。
もたもたしてると、なぜか自然消滅してしまうので要注意。
フェルプス君がテープを最後まで再生するよりも短い感じがする。

5人の捕虜を無事に救出。
捕虜は、ステージ開始時にプレイヤーが居た場所へ連れ戻す感じ。
5人無事だと、PERFECT GAME!となり、ボーナスポイントももらえる。
今年は賞与でるかな・・・みたいな。

そして2面目。
最初のお城(ステージ)より少し複雑な感じに。
上り下りなども出てくる。

一応クリア。
右下の救出した捕虜で、3人の頭の上には輪っか。
救出できずに死んでしまった残念な捕虜たち。
申し訳ない、結構がんばったんだけど。
とりあえず合計5人のうち、4人までは捕虜が死んでもなんとか次ステージへ進める。
捕虜5人死んでしまうとゲームオーバー。

そして3面目。
今度は、真下からのスタートで、ここへ捕虜を連れてくる。
こういう感じで、捕虜をがんばって助け出すわけで。
しかしこのゲーム、50ステージまであるみたいだけど、ちょっと全部のステージ制覇するのは無理かなぁ、って感じ。
操作はシンプルなんだけど、敵が結構賢いのと、すぐ弾切れしてしまう。

ハイスコア画面。
「HAHI」さん多いっす。
しかも1位の得点は自分には出せそうにない・・・。
で、もちろん電源切ったら、ハイスコアはこの状態に戻ってしまう。
でも、こういう「ハイスコア画面」があって、文字入力が出来るってのは、結構感動したなー。
なんていうか、家の中がゲーセン!って感じで。
それだけで、もうテンションが最高値。
ここからの画面はタイトル画面を放置しておくと出てくるゲーム説明画面。
こういう気配りもまたゲーセンのゲームっぽくて好き。
こういうのを延々と眺めてた子ども時代だったけど、大人になった今でも結局眺めてることに、これ書きながらハッと気づいたわけで。

ACT1: カイダンヲ ノボッテ テキジョウヘ シンニュウセヨ。

ACT2: ミハリヲ タオシ ロウヤノ カギヲテニ イレロ。
ミハリヲ タオスニハ ジュウデウツ、シュリュウダンヲ ナゲル マタハ ウシロカラ キックスルト ヨイ。

ACT3: ロウヤヲ アケ、ホリョヲ タスケダセ。
ロウヤハ カギガ ナクテモ シュリュウダンデ アケルコトガ デキル。

ACT4: ホリョヲ デグチマデ ツレテイキ、チレト メイレイセヨ。
スルト ホリョハ ヒトリデ ダッシュツスル。

ACT5: アツマレト メイレイスレバ チカクノ ホリョハ PLAYERノ アトヲ ツイテクル。

ACT6: ホリョガ ミハリニ ツカマルト ドクボウヘ ツレテイカレル。
ドクボウハ シュリュウダンヲ ツカワナイト アカナイ。

ACT7: ホリョヲ 5ニン タスケダシタラ スミヤカニ ダッシュツセヨ。
ナオ、5ニントモ コロシテシマッタ バアイハ シッカクト ナル。
それでは、
SPACE デ ゲーム スタート
ということで、がんばってホリョを助け出していただければと。