WAL Bass激重ペグのメンテ
[House-eey分室] DATE:2022.12.17
1993年にこのWALベースを購入して以来、ペグのメンテなんてしたことが無いまま2022年も終わりかけ。 そんなWALのベースのペグが、じわじわと重くなってきて、今ではガッチガチ状態に。 さすがにこれは壊れてしまうのでは?という不安レベルがマックス。
ってことで、重く硬すぎペグのメンテやってみた。

傷つけないようにモンキーレンチで、ペグを取り外してみる。

あっけなく、無事に取り外せた。

これが取り外した、めちゃくちゃ硬くなってしまったSchaller(シャーラー)のチューニングペグ。 そこそこ汚れてるので、この際だからキレイにしてみようかと。 初めて外してみて思ったのは、想像以上に作りがすごくガッチリしてる。

ちょっとドキドキしながら、チューニングペグを完全に分解してみた。 各部品が結構小さくて、ワッシャーとかも無くしてしまわないよう慎重に。 撮ったこの写真は自分のためでもあって、後で元に戻すとき迷わないように……。

これがペグを硬くしてる軸の部分。
できる限りキレイに磨いてみた。
しかし全然グリスとか無くなってた。
そりゃ硬くなる……。

キレイに磨いたあとは、新鮮なグリスを綿棒使って塗りこんでいく。 特にこの溝の中へ埋める感じで。 だけど無駄に塗りすぎると取り付け時にベッタベタになるから、塗る量はほどほどに。

ということで、分解したペグを組み立てて、無事に装着完了。
結果は……めちゃくちゃ軽くなった! 買った当時の軽さはもう覚えていないけど、たぶんその当時と同じくらいの軽さな気がする。 すごくペグを楽に回せて、チューニングもしやすくなったし、回すときに「ぐぎぎぎ……」って怖い軋む音も無くなって超快適。
今後もこの方法でまた時々メンテすれば、ずっと使えそう。 でも、純正として取り付けられているこのペグと同じものも、段々と手に入りづらくなってきている状況みたいだから、念のために同じペグを買っておこうかなと思っていたりも。
ひとまずペグが復活したこのWALでこれからも変な音楽作っていこうと思う。
もしよかったらどうぞ。
公式サイトはこちら。
House-eey: https://house-eey.com