8ビット箱

曲公開あれこれ試した結果

初版:2022/2/26
更新:2022/3/5
更新:2022/8/28

1998年から曲を公開あれこれ試してきた。 DAWでマジメに作り始めたのは2005年だけど、それまでも何かしらの方法で曲を作って公開してみたり。

いきなり、手っ取り早く、個人的結論から。

曲作っても、自分以外の人の耳には触れることはほぼ無かった。

以上。

当然、曲のクォリティや、大勢の人が好きになるような曲調を作ればもうちょっと違った結果が出るとは思うけど、無名アマチュアが必死こいて自己満足な曲作って「誰かに聴いてもらいたい」というのは無理な話。 元々が自己満足するための曲を公開してるだけだから当然の結果ではあるけど。 そういう自己満足曲でも聴いてもらえる可能性ってあるかな?と20年以上模索してみたけど、そろそろ悟れてきた気がする。

ただしそれは、特にSNSが流行りだした頃(2010年頃)から、極端に「聴いてもらえるチャンスが激減した」気が。 それまでは、実際に結構聴いてもらえるチャンスも多く、実際色んな人から親身になってコメントもくれたりしてた時代があったわけで。 SNSが流行りだしてからは、情報が埋もれやすくなったのかな?と個人的には思ってたりも。


では、「自分の曲が誰にも聴いてもらえなくて死にそう!」って人の心の支えになればと思い、残念結果を赤裸々にざっくり公開してみる。

ゾンビアカウント的にまだ維持してたり、しっかりと今も利用させてもらっているサービスも混ぜ混ぜで列挙してみることに。

とりあえずウェブ作って公開(1998年から継続中)

新規にウェブ作って、そして曲を公開しても、そもそもウェブが誰にも目に触れないという残念な状況に直面。 せっせと「個人ホームページリンク」的なサイトへ登録するも、ほぼ効果なし。 お客様は1日1人くらいの一見さん、リピーターはサーチエンジンのクローラーという状態。 ついでに、今はほぼ廃れてしまったUsenet上でそれっぽいグループへも投稿してみた。 投稿した後、覚悟はしていたけどその時に使ったメールアドレスへ毎日多量のspam着弾。 結果、ほぼ投稿の意味も成果も無く、インターネット上にノイズを増やした。 現在も緩やかに継続中(公開中)。
ページはここ: https://house-eey.com

Reverbnation(たぶん2009年辺りから現在利用中)

一度やめようかと思ったけど、まだ使ってるサイト。 一応雰囲気としては「アマチュアアーティストをバックアップする」的なサービスが展開されていて、無料でもそこそこ利用できるし、音楽プレーヤーの結構良くて。 一時期はお布施もして、色んなオーディション的なイベントへ参戦してみたり。 でも自分の曲はやっぱりクォリティ低いのか、一般受けしづらいのか、全然無理な感じで、無料会員へ変更。 ここは結構アーティスト同士でコミュニケーションできるようになっているけど、気が付けば繋がってる人は、ビジネスの牙むき出しな人たちばかりで、全然まともにコミュニケーションできなくなってきてしまってる。 実際、いろんなアーティストを聴いてみたりしてるけど、大半がどこかのレーベルで既にプロ活動してるような人ばかり。 純粋にアマチュアアーティスト同士でコミュニケーションできるサイトはもうこの世に無いのかも?
ページはここ: https://www.reverbnation.com/artist/houseeey

Distrokid / Spotify(2014年辺りから、途中でやめたり、また使ったり)

Spotifyで公開してみたくて利用。 何度か辞めては、またお金払ってみて公開してみたりを3回繰り返した。 Spotifyなら利用してる人も多いから、何かのきっかけで見つけられて聴いてもらえるかも!?みたいにワクワクしてたけど、まーーーったく再生してもらえない、というか見つけてもらえない状態。 アーティスト管理のページでは、どういう風に曲が露出するのかも、大体なんとなくわかるようになっているけど、それ見るたびに曲作りのモチベーションが逆に下がってしまうという、ネガティブ思考へ。 これは続ければ続けるほど、自分の曲作りがイヤになってしまう……。 プロでもない、アマチュアとしても全くの無名アーティストは、ここに手を出してはいけない、そう思った。 聴いてもらって批判受ける方がよっぽどマシで、そもそも「再生数ゼロ」という現実を目の当たりにして即死ねる。 正確には、ほんと、たまーーに、ものすごくたまーーに再生されてるけど、いちいちそれ気にしてると、気持ちはマッハ鬱マックス状態。 もう二度とSpotifyで公開しようと思うことは無いと思う。 自分には遥かなる敷居の高さでした。

(2022/8/28更新)
Spotifyの公開は2度とやらないよ!と心に決めた後、また使ってみることに。 理由は単純で、誰かに聴いてもらえることはこれからも無さそうだけど、Spotifyは個人的に一番安心して安定したプラットフォーム、配信してもらえる音質も自分のマスタリングした音にとても近くて。 そしてコスト的にSoundCloudのPro Unlimitedを利用するよりも安くてお財布にも優しくて。 今後、ある程度新しい曲の固まりができたタイミングで、アルバムとしてSpotifyで公開しつつ、 アルバムとして公開するまでの新曲は随時Reverbnation(フリー版)を使うという合わせ技。 Spotifyで公開するとしても、あくまでも公開する事自身が最大の目的として、再生数とかは気にせず、当然ながらこれで儲けようとか全く思ってなくて。 他のプラットフォーム(Reverbnationもだけど)って、どこかに買収されてしまったり、急に仕様変更したりで、継続して安定した利用がしづらい、そこがそこそこ悩ましくて。 Spotify使っていない人には聴いてもらえなくなる?と思ったけど、きっと今と変わらないはず。
(2022/8/28更新ここまで)


以下、使わなくなったもの

Mixi(多分、2000年とかその辺り)

オールデジタルで作った曲だけど「電源が日本と違うのか、音が太いですね」という謎コメントを頂いたくらいで、ほぼ誰も聴いてくれない。コミュニティの大小ではなく、基本的に「自作曲を聴いてね!」という投稿は、作った人は積極的に投稿して、その投稿を見て実際に聴いている人は相当少ないのでは、という疑念。 海外へ引っ越しした後、Mixiへアクセスするには日本の携帯番号が認証(?)で必要とかになりだして退散。

MySpace(2004年辺りから)

個人的にはSNS的なサービスで一番好きだったけど、情報漏えいやデータぶっ飛び、運営する会社が変わったり、という残念な末路に。 このMySpaceで一番「音楽を通してのコミュニケーション」ができて、自分が作る超マイナーなニッチな曲をわりと聴いてもらえたりしていたと思う。 プロアーティストも、恐らくその本人がやってた感じのアカウントも多くあって、憧れのアーティストと繋がったときはめちゃくちゃ嬉しかった思い出。 聴き込んでくれる人からは色んなコメントもらえたり。今もまだアカウントは残しているけど、当然ながら変わり果てたMySpaceへ戻ることはもう無いわけで。 あの時のまま、そのままで良かったのに。 ちなみに今も一応アカウントはあるけど、音源などはMySpaceが事故ったときに消えてしまって、そのまま状態。

Muzie(2005年辺りから1年くらい)

RealAudioで音質激悪だったけど、アマチュアアーティストの音楽をいい感じに丸っと同じ音質にしてくれて。 気合い入れまくってミックスしてマスタリングしても、いい感じに潰してくれる……。 わりとまんべんなく、自分の曲も、そして他の人の曲も聴き回れた。 ただ、コミュニケーションツールとしてはちょっと微妙で、とりあえず自作曲を披露する舞台、みたいなサイト。 途中からマネタイズ気質むき出しになって、徐々に変な感じになって、2010年くらいには撤退したと思う。 他のサイトもそうだけど、どうして改悪するんでしょう? そのままでいいのに。

Broadjam(2005年から2015年辺りまで)

わりとメインで使ってた、MySpaceっぽいサイト。 MySpaceよりも、もうちょっと本格的にアーティストを支えようと頑張ってたサイトで、ここでも色んなアマチュアアーティストと出会うことができて、お互い曲を聴きあったり。 ただ急激に運営方針とかが変わってしまって、しかもサイトの不具合連発で、段々つらい状態に。 一応ここへはお布施しておかないと、と思って毎月$20くらいの有料会員として使っていたけど、徐々に楽しさも無くなっていき、色々知り合えたアマチュアアーティストはここで活動されなくなって、段々コミュニケーションも無くなって、最後はBroadjamの月額で払ってたお金で使えてた独自ドメインのウェブホスティングサービスのために、ただ契約してたような状態に。 Flashで開発されたようなmp3プレーヤーも不具合が出まくりで、無料会員としてダウングレード。今も一応アカウントはあるけど……完全に放置。退会したのも同然の状態だけど、超久しぶりにログインしてみたら雰囲気がまただいぶ変化してた。 しかし、どうして改悪するんでしょうか?

CD Baby(2006年から2009年辺りまで)

アマチュアでもCD販売を実現してもらえる老舗オンラインショップ的なサイト。 元々、当時は本当に物理のCDメディアだけを売ることができるサービスのみで、その頃にお世話になってた。 意外にちょこちょこと無名なわたしのCD(正確にはCD-Rメディア)が売れて、あれ?これ、いけるんじゃね?ってつい思ってしまった時期。 個人的にも音楽はダウンロード購入ではなく、物理CDメディア購入する人なので、CD BabyでCDが売れるというのは、ものすごく嬉しかった。 ただ、急にCD Babyの運営方針が変わって「個人で焼いたCD-Rメディア」と「CD Babyと連携しているプロショップで焼いたCD-R・もしくはプレスしたCD」という分類に分けられて、個人で焼いたCD-Rメディアを売る場合、色々制約が付き始めてしまう流れに。 一応は本気でCDプレスとか考えたけど、流石にコスト高すぎてアマチュアアーティストとしては完璧に予算オーバー。 色々納得できなくなってしまって、CD Babyから退散。 でも、無名な自分の曲を結構いろんな人の手へ届けられた機会を得ることができて感謝いっぱいのサービス。 ありがとう当時のCD Baby。

Facebook(2008年辺りから2015年辺りまで)

初めの頃は何となく面白かった。 気になるグループへ参加してみたり、3000人を超えるグループの管理人やってみたりして、ユーザ同士が喧嘩みたいになって止めるの大変だったり、ちょっと懐かしい思い出。 次第に周りの繋がってる人たちが自慢話とかのオンパレード。 そういう話題で溢れかえるタイムラインにも負けないように、見て見ない振りしつつ続けて、とりあえず自作曲を伝えてみたけど、ほぼ無反応。 気合の入った自撮りとか、自己顕示欲むき出し一方通行な投稿ばかりに幻滅。 そして一番の目的だった、それっぽい「アーティスト向けページ」的な機能を利用したけど、かなり微妙。 まぁわかる、Facebookって自分の自慢話を書き込んで、他人の幸せはとりあえず「いいね」しておくサイトっぽい感じがしていたし。 音楽仲間作って、アマチュアな曲を聴きあって、切磋琢磨するような(ん、なんかジジイ臭い響きのする単語……)そういうコミュニケーションを求めてたわけで。 アカウント削除もして完全にやめてしまった。

Twitter(2008年辺りから現在アカウント維持中)

わりとTwitterが流行り始まる前からアカウント作ってたけど、途中でしんどくなって一度退会。 最初は何となく楽しかった。 リツイートとか、いいねとか、そういう機能が無い時代のTwitter。 その時代では、自分の作った曲をお知らせ投稿すれば色んな人に反応してもらえて。 でもみなさん、フォローする人がめっちゃ増えてしまったためか、一個人のつぶやきはTL上で一瞬で流れ去ってしまうみたいで、ほぼ気づいてもらえなくなってしまった感じ。 挙句の果てにTLには最新つぶやきではなく、人気のあるつぶやきをTLへ並べるような仕様に改変して、より一層、一個人の小さなつぶやきは全然TLへ現れない状態に陥ってしまうという。 驚いたのは、友人のツイートさえ、わたしのTL上へ現れなくなってしまう状態になったりも。 とりあえず知ってる人が呟いたものは、とりあえずの「いいね」で反応というカルチャーへ変化。 もっと気楽に色んな人とコミュニケーションできるものだと思ったら、わざわざ「FF外から失礼します」とか入れる世界に。 リツイートもサクサクできるようになって、リツイートだらけのTL状態に。 他人のツイート見ても、どうリアクションしていいのかわからないツイートで溢れてしまって、ツイート見ている理由も見いだせなくなってしまって。 これはもう、自分の好きなTwitterじゃなくなったなぁ、自作曲のことツイートしてもほぼゴミツイート状態。 ということで、急激にTwitterへの興味が激減して、自動的にSNSデトックス。 とりあえず再度アカウント作って一応アカウントはまだ維持してるけど、半年に1度程度はログインして、ページスクロールもしないまますぐログアウトを何年も続けている状態。休止アカウントと思われて削除されないように、という理由で。

thesixtyone(2011年辺りから閉鎖される2017年まで)

このサイト、どれくらいの人たちに知られたんだろう。 少なくとも日本では超マイナーな部類にある音楽系サイトかなと思う。 実際、日本の人がここへアップしてるのを見たことが無いし。 個人的にはMySpace以上に好きな音楽サイト。 恐らく登録している人の割合として、かなりのアマチュアアーティストが占めていたと思う。 ここのシステムは本当に良くて、いい感じにまんべんなく登録されている曲が聴ける。 Voteっぽいシステムもあるけど、それはあくまでも「好き嫌いの評価」であって、嫌いという評価をたくさん受けているものでも、わりとちゃんと流れてくる。 ただ、残念ながら2017年に閉鎖。 こういうサイトが、アマチュアアーティストを支えるサービスなんだと、個人的には強く思うんだけど、そういう風になると運営がうまく行かなくなるのかな。 本当に残念。 もしまた復活するとなれば、有料になってもアカウント作ってメインの活動場所にするんだけど。

Bandcamp(2011年~2022年2月まで)

気づけば、もう10年以上お世話になってるサイトで唯一今もメインの活動場所として利用させていただいてるBandcamp。 すごく太っ腹なのは、無料で独自ドメインも使えてしまう、極々たまーに誰かに曲を買って頂けたり。 だけどコミュニケーションツールとしては、ほぼ期待できないサイト。 実際、このサイトだけでは誰にも曲を聴いてもらえなくて、どこかのウェブや、Twitterなどで伝えないと、だーれも訪れてくれないという寂しさ。 管理ページでアクセスされてる状況を見ると、ちょっと死にそうになるレベルだけど、そもそもコミュニケーションするためのサイトでも無いので……。 公開している曲を聴くことができるプレーヤーも結構いい音。 恐らくこれからも長く使わせていただきたいと思っているので、どうかBandcampの運営が続きますように……。
Bandcampで独自ドメイン名にて稼働中https://house-eey.com

(2022/3/5 更新)
Bandcamp最高!って伝えた矢先にまさかのepic gamesが買収。 これを機に、急遽AWS使ってウェブサイトを自分で立ち上げることにした。 音源は全てReverbnationへ過去曲全てアップして、自前ウェブサイトから音源プレイヤーだけをReverbnationから拝借する形へ。 Bandcampを利用する前はこういう形でやってたから、また以前に戻った感じ。 Bandcampのアカウントは完全に削除させてもらいました。
さようならBandcamp、今までありがとうBandcamp。
もう2度と使いません。
(2022/3/5 更新ここまで)

SoundCloud(2012年から1年くらい)

アップした瞬間だけ、宣伝目的な人たちからの「いいね」をいくつかもらって、そのまま静寂となるパターン。 考えてみたら、誰とも繋がっていない人の曲を、そもそもどうやって見つけて来るんだろうっていう疑問。 音楽系のこういうウェブサイトって、まんべんなく色んな人の曲が聴けるような仕組みが重要だと思うんだけど、基本的には有名な人の曲とかが前面に出ててそういうのだけが目立つという。 確かに有名な人の曲だから、良い曲に出会いやすいようになってるけど…… いや、そうじゃない、求めてるのはそういうのではなくて。 それならプロアーティストが集まっているウェブ行けばいいだけだから。 マネタイズするにはそうするしか無いのだろうけど、正直、無名アマチュアアーティストの出る幕無しな感じ。 ということで、すぐ退散、アップした曲は削除。

OurStage(2013年から)

実は結構好きだったけど、ここも急に雰囲気が変わってしまって、アカウントだけ残したまま退散。 コミュニケーションはほぼ皆無だけど、自分の曲がそこそこ平等に色んな人から評価してもらえてた。 良いも悪いも含めて。 ただ、途中で運営者が変わったみたいで、徐々に使い方がよくわからないサイトに。 今はまた雰囲気が少し戻ってきてる気はするけど、一度離れてしまった後はもう放置プレー状態。 いくつかAchievementsもらえたけど、これはたぶん利用してる人が少ないからなのでは……という疑念が。

Jango/Radio Airplay(2015年辺りから2022年まで)

プロもアマチュアも、まんべんなく聴けていい感じのサイト。 色んな人から嬉しいコメントもらえて、若干有頂天になれるけど、何となく半分くらいはサクラさんなのでは……特に、ちょっとだけお金払って曲の露出をアップできるサービス使うと、その時だけは妙にコメントくれる。 曲作りのモチベーションアップのドーピング的な。 でも無料状態でも、曲をアップして公開できてたけど、突然、急に運営方針が変わったのか、お金出さないと何もできないサービスになってしまって退散。 やっぱりコメントはサクラさんだったのかな?


で、現在やってる誰にも聴いてもらえなくなった曲が勢ぞろいしてるウェブサイト。 死ぬほど時間持て余してる人いらっしゃったら、どうぞ。
House-eey: https://house-eey.com

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